九州一人旅 ~審美歯科セミナー in 博多~
こんばんは。赤坂見附の青山通り歯科、院長の矢島です。
この週末、ちょっと九州まで足を延ばして参りました。真面目に(?)ですよ。
歯科材料を取り扱っているKerr(カー)という大手の会社主催の審美歯科セミナーに行ってきました。その名も、『2016ダイレクトボンディング 青島先生1日コース福岡 (満席)』!!!!(満席)です、(満席)。
青島徹児先生は審美歯科界でも非常に著名な先生で、青島先生のハンズオン(実際に実習をしながらの講義)セミナーはたいがいすぐ満席になっちゃうんです。今回も東京のセミナーを狙っていたのですが、なんとか取れた席が博多セミナー・・・多分、嵐のチケットの次くらいに取りにくいんじゃないでしょうか。
埼玉県の入間市で開業をなさっている先生で、保険治療で言ういわゆるプラスチック製の白い詰め物治療。歯科専門用語で「コンポジットレジン修復(略してCR)」と言うんですが、そのCRの治療方法を更に高い審美領域まで昇華させた「ダイレクトボンディング」という治療法の、日本でも第一人者と言っても過言ではない先生です。
この先生の症例がどれだけ凄いのかと言いますと。治療をした後の形跡が・・・素人目に、どころか僕らが見てもわかりません。治療が非常に天然の歯に近い仕上がりで本当に目からウロコ。少しでもこの青島先生の技術に近づきたい!という一心で、単身博多まで飛びました。久々の飛行機で少々浮足立ってましたけど(笑)
歯科大学の学生は最初、こういった模型を使って詰め物や被せ物などの技術を徹底的に身につけます。ドクターになってからも、こういった実習では必ず登場する代物です。今回もおこの模型には世話になりました。本当に「治療部位を消せる」くらいになるまで精進したいです。
これはあくまで分かりやすように模型に詰めているので詰めた所の境界線が見えますが、実際の歯で同じような手技を行えばかなり綺麗に境界線は消えます。
「たかが白い詰め物」なんて思わないで下さいね。保健治療としては最もメジャーな治療のひとつですが、この詰め物治療にも歯科材料メーカーの最先端技術や、いろんな先生が作り上げてきた治療技術が結集されてるんです。詰め物の材料ひとつとっても日進月歩で、メーカーや色・材料の性質の違いなどなど考えれば、世に出回ってる製品は軽く100種類は超えるんじゃないでしょうか。僕らドクターはその中から数種類を選抜して診療室で使っているんです。ほんと奥の深い世界です。だからこそ、やりがいがあって楽しいんですけどね。
非常に内容の濃いセミナーでした。青島先生ありがとうございました!!
次回は博多のグルメリポートでもしようかな。乞うご期待!
(しかし、なんでもう少し笑えなかったんだろうなぁ、という心残り・・・)
青島徹児先生ブログ
↑ 実際に治療された症例の写真なども掲載されています。
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AOYAMA DORI DENTAL CLINIC 矢島