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ホワイトニングには自宅にスタートキットを持って帰ってご自宅でやってもらう「ホームホワイトニング」と、病院で1〜2時間滞在しながらおこなう「オフィスホワイトニング」がありますが、当院の場合は前者の「ホームホワイトニング」のみの取り扱いとなっています。

ホームホワイトニングは、歯の型取りをしたら上下それぞれマウスピースを作ります。マウスピースをお渡しの際にホワイトニング剤も2週間分お渡ししますので、あとはご自宅でひたすらホワイトニングを進めてもらいます。

ホワイトニングは連続で続けないと効果が出ないわけではありませんので、ご自身のペースで進めてもらって大丈夫です。

当院では、最初にお薬を４本お渡ししています。
これがだいたい２週間分になるのですが、一週間で満足される方もいらっしゃいますし、お薬を使い切っても「もっと白くしたい」という事で、お薬の追加購入をされる方もいらっしゃいます。（１本2,750円）
「どこまでやらなきゃいけない」というゴールはないので、ホワイトニングを進めていく中でご自身で判断してください。

残ったお薬は冷蔵庫に保管して、半年～１年後あたりで色の戻りが出た際に１～２回使ってもらうと、またすぐ元の白さに戻せます。

ホームホワイトニングキットの使い方について説明します。
まず、歯を磨いて表面の汚れをしっかりと落とします。
ここで表面に汚れが残っていると、お薬の効果にムラが出てしまう恐れがあります。
歯1本につき大体米粒半分～米粒位の量のお薬をマウスピースに入れていきます。
被せている歯（セラミックor銀歯）は色が変わりませんのでお薬は入れないでください
マウスピースをはめて薬がはみ出てしまったらぬぐい取ってください。

時間は一晩を推奨しています。ただ装着時、染みてきてしまったり、お痛みが出てしまった場合は中断して下さい。1～2時間の装着時間でも一日一回又は週に何度か行っていただきますと必ず白くなります。
ただ白くなるペースは個人差がありますので根気強く行うことが大事になります。起きたら歯を磨いて薬をおとしましょう。

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて特に制限は設けていませんが、ホワイトニングを行った時間分は色の濃い飲み物や食べ物を控えていただく事を推薦しています。
例）8時間ホワイトニングを行った場合、外してから8時間はなるべく色の白いものを食べる等

ホワイトニング期間中は一時的に歯の知覚過敏が出る可能性があります。これは個人差が強いので、全く出ない人もいれば、強い痛みで頭痛が出てしまう方も時折いらっしゃいます。
しみが出てしまった場合、１～２日ホワイトニングを休憩するとしみなくなるので、ご自身でインターバルを設けてホワイトニングを進めてもらうと良いと思います。

ホワイトニングをやめれば徐々に知覚過敏も消えていくので、その点は心配しなくて大丈夫です。

・無カタラーゼ症の方、
・妊娠中の方、授乳中の方
は、行うことが出来ません。

また、
・エナメル質・象牙質形成不全症、
・重度なテトラサイクリン歯
・神経のない歯
・歯の修復物（被せ物の歯）も
行う事が出来ません。